そうだ、馬が好きならドーヴィルへ行こう!
ドーヴィルの競馬場でサラブレッドを見て感動した
※当記事は『地球の歩き方リヨン特派員ブログ』から転載したものです
ドーヴィル観光局のステファンさんのお誘いで、リヨンからパリを経由してイギリス海峡の海辺の町ドーヴィルへやってきた。ドーヴィルはクロード・ルルーシュ監督作品『男と女』(1966年)のロケ地となった場所で、フランス映画ファンの巡礼地でもある。長年、憧れていた場所だったので、念願が叶ったドーヴィルプチ旅行! しばしコロナ禍であることを忘れることができた。
海辺に沿って板張りの遊歩道を歩き終えると、ステファンさんがいつものニコニコ顔で「さあ、これからとっておきの場所に案内するよ、オニヴァ(訳:行くよ)」と号令をかけた。お馴染みの号令に、みんな笑顔を交わし合って「OK」と大きな声で返事をした、子供の遠足のように、ステファンさんのあとについて歩き始めた。
どこへ行くのか気になり、ステファンさんに尋ねると、
ステファン:マダムユキはきっと気に入るよ
マダムユキ:え~、気になるなあ、どこに行くの?
ステファン:ドーヴィルの領主モルニィ公が建設した場所だよ、教会よりも先にね
マダムユキ:ドーヴィル競馬場だ!
ステファン:そのとおり、マダムユキは競馬ファンだろうそうだ、馬が好きならドーヴィルへ行こう!